経理(財務会計)とは?仕事内容・年収・向いている人・将来性を徹底解説【職種図鑑】
- masakano05158
- 2 日前
- 読了時間: 5分

【経理(財務会計)とは?】
経理(財務会計)とは、日々の取引を記録し、正確な決算書を作成することで、会社の経営状態を数字で明らかにする仕事です。
仕訳や記帳といった日次業務から、月次・年次の決算、税務申告のための資料作成まで、会社のお金の動きを正確に管理する役割を担います。
地味に見えて、経営判断や対外的な信用の土台を支える、専門性の高い仕事です。
【30秒でわかる経理(財務会計)】
項目 | 内容 |
職種名 | 経理(財務会計)担当 |
主な役割 | 記帳・決算業務、財務諸表の作成 |
平均年収 | 350万円~650万円 |
未経験転職 | 比較的しやすい |
将来性 | 高い |
AI代替リスク | 中程度 |
リモートワーク適性 | ★★★☆☆ |
市場価値 | ★★★★☆ |
【経理(財務会計)の仕事の流れ】
経理(財務会計)の業務は一般的に以下の流れで進みます。
日次の伝票処理・記帳
↓
月次試算表の作成
↓
月次決算・締め処理
↓
年次決算・決算書作成
↓
税務申告・監査対応
会社の規模や決算周期によって重点は異なりますが、基本的な流れは共通しています。
【経理(財務会計)の主な仕事内容】
1.日次の伝票処理・記帳
入出金や請求書などの証憑をもとに、会計ソフトへ仕訳を入力します。
主な検討項目
勘定科目の判断
証憑の整合性確認
仕訳のルール統一
消費税区分の確認
2.月次決算業務
月次試算表を作成し、経営陣へ数字を報告できる状態に整えます。
3.年次決算・決算書作成
1年間の取引をまとめ、貸借対照表や損益計算書などの決算書を作成します。
4.税務申告関連業務
税理士と連携し、法人税・消費税などの申告に必要な資料を準備します。
5.監査対応
監査法人や税務調査への対応として、資料の提出や説明を行います。
【経理(財務会計)の1日のスケジュール例】
事業会社の経理担当の場合
時間 | 業務内容 |
09:00 | メール確認・入金消込 |
10:00 | 伝票処理・仕訳入力 |
11:00 | 請求書発行・支払処理 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 月次資料の作成 |
15:00 | 上長への数字報告・相談 |
16:00 | 税理士とのやり取り |
17:30 | 翌日準備・退社 |
【経理(財務会計)の種類】
1.日次経理担当
伝票処理や記帳など日々の業務を専門に担当します。
2.月次・年次決算担当
決算業務を専門に担当し、決算書を作成します。
3.連結決算担当
グループ会社全体の決算をとりまとめます。
4.経理システム担当
会計システムの導入・運用を専門に担当します。
【経理(財務会計)に必要なスキル】
1.簿記・会計知識
仕訳や決算の仕組みを正しく理解する力です。
2.正確性・几帳面さ
細かい数字のミスなく処理を進める力です。
3.Excel・会計ソフトのスキル
日々の業務を効率的にこなすための実務スキルです。
4.スケジュール管理力
決算という締め切りに向けて業務を進める力です。
5.コミュニケーション力
他部署や税理士、監査法人とやり取りする力です。
【経理(財務会計)に向いている人】
コツコツとした作業が好き
数字に間違いがないか気になる性格
ルールに沿って正確に進められる
締め切りを守って計画的に動ける
地道な積み重ねが得意
会社のお金の流れに関心がある
【経理(財務会計)に向いていない人】
細かい数字の確認が苦手
単調な作業を続けるのが苦手
締め切りに追われるのが苦手
ルーティンワークに退屈しやすい
【経理(財務会計)の年収相場】
年代 | 平均年収目安 |
20代 | 300万~450万円 |
30代 | 400万~600万円 |
40代 | 550万~800万円以上 |
経理マネージャーや経理部長になると、年収はさらに上がりやすくなります。
【経理(財務会計)のキャリアパス】
1.マネジメントコース
経理担当
↓
経理リーダー
↓
経理マネージャー
↓
経理部長
↓
CFO・経営幹部
2.専門職コース
経理担当
↓
決算スペシャリスト
↓
連結決算専門家
↓
経理コンサルタント
3.他職種への転身
経理(財務会計)の経験者は以下の職種への転職も多く見られます。
財務
管理会計
税務
内部監査・内部統制
経営企画
【経理(財務会計)と他職種の違い】
1.経理と財務の違い
経理は日々の取引を記録し、決算書を作成する業務を担当します。
財務は資金調達や資金繰りなど、お金の管理・運用を担当します。
2.経理と管理会計の違い
経理(財務会計)は社外向けの正確な決算書作成を目的とします。
管理会計は経営判断に役立てるための社内向けの数字管理を目的とします。
【経理(財務会計)の将来性】
★★★★☆
経理は会計システムやAIの活用により、伝票処理や仕訳などの定型業務が効率化されています。
しかし、以下の業務は引き続き人間が担うと考えられています。
例外的な取引の判断
決算数値の妥当性チェック
税理士・監査法人との折衝
会社の規模を問わず必要とされる仕事であるため、経理人材は今後も安定した需要が見込まれます。
【未経験から経理(財務会計)になれる?】
結論として、未経験からでも目指しやすい職種です。
経理は専門資格が必須ではなく、簿記の知識やExcelスキルがあれば挑戦しやすい仕事です。
未経験者が評価されやすいポイント
日商簿記2級・3級などの資格
Excelなどの事務スキル
正確性・几帳面さ
前職での数字を扱う経験
【経理(財務会計)で活躍する人の特徴】
活躍している経理担当者に共通するのは、単に数字が得意な人ではありません。
実際には、
ミスを未然に防ぐ工夫ができる
締め切りから逆算して行動できる
他部署にも分かりやすく説明できる
人が成果を出しやすい傾向があります。
【よくある質問】
1.経理と財務は何が違いますか?
経理は記帳・決算書作成、財務は資金調達・資金管理を担当するという違いがあります。
2.未経験でも経理に転職できますか?
簿記の知識があれば可能性は十分にあります。比較的入りやすい職種です。
3.経理に資格は必要ですか?
必須ではありませんが、日商簿記2級以上があると評価されやすくなります。
4.経理の仕事はAIでなくなりますか?
記帳などの定型業務は自動化が進みますが、例外対応や数値のチェックは今後も必要とされる可能性が高いです。
【まとめ】
経理(財務会計)は、会社の数字を正確に記録し、経営の土台を支える専門性の高い職種です。
地道な積み重ねが求められる分、身につけた知識やスキルはどの会社でも長く活かすことができます。
簿記の知識に加えて、決算や税務の実務経験を磨くことで、経理のプロフェッショナルとして市場価値の高いキャリアを築けるでしょう。




コメント