top of page

IR(投資家向け広報)とは?仕事内容・年収・向いている人・将来性を徹底解説【職種図鑑】

  • masakano05158
  • 6月22日
  • 読了時間: 5分

更新日:6月28日


【IRとは?】

 

IR(Investor Relations)とは、企業が株主や投資家に向けて経営状況や財務情報を発信し、信頼関係を築く活動です。

 

会社の価値を正しく理解してもらうために、決算情報や経営戦略をわかりやすく伝える役割を担います。

 

単なる情報発信ではなく、投資家との対話を通じて、企業の評価や株価にも影響を与える重要な仕事です。

 

【30秒でわかるIR】

 

項目

内容

職種名

IR(投資家向け広報)

主な役割

投資家・株主への情報発信

平均年収

500万円~1,000万円

未経験転職

しにくい

将来性

高い

AI代替リスク

低い

リモートワーク適性

★★★☆☆

市場価値

★★★★★

 

【IRの仕事の流れ】

 

IRの業務は一般的に以下の流れで進みます。

 

経営・財務情報の収集

開示資料の作成

情報開示(決算発表など)

投資家との対話

フィードバックの社内還元

 

企業の規模や上場状況によって範囲は異なりますが、基本的な流れは共通しています。

 

【IRの主な仕事内容】

 

1.決算説明資料の作成

 

決算短信や決算説明会の資料を作成します。

 

主な資料

 

  • 決算短信

  • 決算説明会資料

  • 統合報告書

  • 適時開示資料

 

2.情報開示(ディスクロージャー)

 

法令やルールに沿って、投資家に必要な情報を開示します。

 

3.投資家・アナリスト対応

 

面談や説明会を通じて、投資家やアナリストの質問に答えます。

 

IRで最も重要なのは、信頼関係を築くことです。

 

4.株主総会の運営サポート

 

株主総会の準備や想定問答の作成を支援します。

 

5.市場・株主動向の分析

 

株価や株主の動向を分析し、経営層にフィードバックします。

 

【IRの1日のスケジュール例】

 

上場企業のIR担当の場合

 

時間

業務内容

09:00

メール確認・株価/市場動向のチェック

10:00

投資家・アナリストとの面談

12:00

昼休憩

13:00

決算説明資料の作成

15:00

経営層との打ち合わせ

17:00

IRに関する問い合わせ対応

18:30

日報作成・退社

 

【IRの種類】

 

1.IR資料作成担当

 

決算資料や統合報告書などの作成を中心に担当します。

 

2.投資家対応担当

 

面談や説明会など、投資家との対話を担当します。

 

3.ESG・サステナビリティIR担当

 

非財務情報やサステナビリティの開示を担当します。

 

4.SR(株主対応)担当

 

株主総会や株主との関係づくりを担当します。

 

【IRに必要なスキル】

 

1.財務・会計の知識

 

決算情報を正しく理解し、説明するための基礎となります。

 

2.情報発信・プレゼン力

 

複雑な情報をわかりやすく伝える力です。

 

3.コミュニケーション能力

 

投資家と信頼関係を築くために欠かせません。

 

4.英語力

 

海外投資家に対応する企業では特に重視されます。

 

5.経営・市場の理解

 

企業の戦略や市場の動きを読み解く力です。

 

【IRに向いている人】

 

  • 人とのコミュニケーションが得意

  • 数字と言葉の両方を扱える

  • 経営や株式市場に興味がある

  • 論理的に説明できる

  • 信頼関係を築くのが得意

  • 学び続けられる

 

【IRに向いていない人】

 

  • 人と話すことが極端に苦手

  • 数字を扱うことが苦手

  • プレッシャーに弱い

  • 情報管理にルーズ

 

【IRの年収相場】

 

年代

平均年収目安

20代

400万~600万円

30代

600万~900万円

40代

800万~1,300万円以上

 

専門性が高く希少な職種のため、経験を積むほど高年収を目指せます。

 

【IRのキャリアパス】

 

1.マネジメントコース

 

IR担当

IRリーダー

IR課長

IR部長

CFO・経営企画責任者

 

2.専門職コース

 

IR担当

IRスペシャリスト

経営企画

経営戦略

 

3.他職種への転身

 

IRの経験者は以下の職種への転職も多く見られます。

 

  • 経営企画

  • 財務

  • 広報

  • マーケティング

  • コンサルタント

 

【IRと他職種の違い】

 

1.IRと広報(PR)の違い

 

広報は世間一般やメディアに向けて情報を発信します。

 

IRは株主や投資家に向けて情報を発信します。

 

2.IRと財務の違い

 

財務は資金の調達や運用を担当します。

 

IRはその財務情報を投資家にわかりやすく発信します。

 

【IRの将来性】

 

★★★★★

 

IRは情報開示の高度化やESG・サステナビリティ重視の流れで、需要が拡大しています。

 

AIの発展により資料作成は効率化される一方、以下の業務は引き続き人間が担うと考えられています。

 

  • 投資家との対話

  • 信頼関係の構築

  • 経営戦略の発信

  • 非財務情報の説明

 

専門性が高く人材が希少なため、IRは今後も高い需要が見込まれます。

 

【未経験からIRになれる?】

 

結論として、ハードルは高めですが目指せる職種です。

 

IRは財務知識と発信力の両方が求められるため、財務・経理・広報・経営企画などの経験があると有利です。

 

未経験者が評価されやすいポイント

 

  • 財務・会計の知識

  • 広報やプレゼンの経験

  • 英語力

  • 論理的に伝える力

  • 学習意欲

 

【IRで活躍する人の特徴】

 

活躍しているIR担当者に共通するのは、単に資料作成が得意な人ではありません。

 

実際には、

 

  • 数字と言葉を翻訳できる

  • 誠実に対応できる

  • 市場の感度が高い

 

人が成果を出しやすい傾向があります。

 

【よくある質問】

 

1.IRと広報は何が違いますか?

 

広報は世間一般やメディア向け、IRは投資家・株主向けの情報発信という違いがあります。

 

2.未経験でもIRに転職できますか?

 

財務・広報・経営企画などの経験があれば可能性が高まります。

 

3.IRに英語は必要ですか?

 

海外投資家が多い企業では、英語力が重視されます。

 

4.IRの仕事はAIでなくなりますか?

 

資料作成は効率化されますが、投資家との対話や信頼構築は今後も必要とされる可能性が高いです。

 

【まとめ】

 

IRは、企業の価値を投資家に正しく伝える、専門性の高い職種です。

 

財務知識とコミュニケーション力の両方を活かせる、やりがいの大きい仕事です。

 

数字と言葉をつなぐ力を磨くことで、経営に近いポジションも目指せる、市場価値の高いキャリアを築けるでしょう。


コメント


Copyright © 2023 PMコンサルティング All rights reserved.

bottom of page